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2016年08月21日

決戦!中山王対山北王(後編)/尚巴志の軌跡4

さてと解体屋のおじさんです、こんばんは。
本日も夜半に目が覚めましたので、ブログの続きを書きたいと思います。

というか、ここからは中山世鑑も戦いのシーンだらけです。
司馬遷(歴史書「史記」の著作者)に及びもつかないとか書きながら、羽地朝秀氏のりまくっております。

司馬遷と言えば、故司馬遼太郎氏のペンネームも「(司馬)遷に(遥)かに及ばない、日本人だから(太郎)」の中のカッコ文字を取って付けたとは有名な話です。

話がそれました、元に戻しますと・・・中山世鑑から引用。書くか
長くなりますよ、いきます。今帰仁城での決戦です。

「三月十三日、合図の時刻となり、正面から背後から合計三千機が城の麓へ押し寄せ、楯の端を叩いてとき閔の声を上げると、山をも崩し地軸さえも砕かんばかりであった。

城の様子を見ると流石に峻険堅固であり、二重三重に鹿垣を巡らし先のとがった丸太をびっしりと設置して防御していた。屈強の射手と思われる兵士が兜を輝かし、鏃を揃えて待ちかまえ、寄せ手全く攻め入るスキがなかった。」

長くなりますよ。浦添按司の激励。

「逆徒どもが堅固な城を頼んでいることは先刻承知のことなのだ。逆徒を滅ぼすためにこの地に来たわれらが、難攻の城に立てこもる敵をただ漫然と見守って時を失するなら、背後の味方に遅れを取って臆病を笑われてしまうぞ。者ども、あの防御柵を引き破り、臨機応変に攻撃せよ」


話の流れとしましては、このあと、防御柵を攻めて側が突破し攻め入ろうとしたところ、敵は鏃を揃えて雨のように矢を射かけて大半を打ち取られた。ですが攻めて側の戦力の逐次投入により矢が足りなくなり、太刀や長刀の切り先を並べて押し出してきた。

今帰仁城外での決戦になりますね。両者ともに孫呉の兵法、大公房、張良の術策を知っておりますので、魚鱗の陣形、鶴翼の陣形にひらいて、時には攻め、時には攻め入られました。

えー、昼夜三日の大激戦になりました。山北王、マジ強い(^^;;
多分攻めてたのは総司令官は護佐丸、護佐丸に3000も与えて、なのに300でこんなに粘るのか、この山北王は(^^;;

そのため羽地按司は城の南西は攻め入りにくいため、20人ほどまわして火をかけて退路を断ち鬨の声を上げさせて、これと同時に正面と背後から同時に攻めようとの提案、護佐丸は受け入れまして指示を出しました。

兵士20名が城の南西に近寄ってみると、予想通り誰もいなかったので、火を放ち鬨の声をあげました。その時の声と同時に全軍突撃したため、山北王がわの兵士たちは「これまでだ」と四方八方に逃げ散りました。

ようやく勝てたと思いますが、まだ山北王が残っております。
山北王は「今はこれまでだ。もう一度最後の合戦をして、潔く自害しよう」

んー・・・信長なら負けても逃げますね。信長は主君さえ打ち取られなければ、再起を図れることを知っておりますので。足利尊氏などもそうですね。そこらへんは、一歩及ばずかなあ、山北王も。ま、でも、勇者ですよ。

山北王は赤地錦の直垂に、緋おどしの鎧をつけ、龍頭の兜の緒をしめ、先祖伝来の宝刀「千代金丸」を腰にはき、三尺五寸の小長刀をわきに抱えて、17騎で3000騎に突撃・・・

おいおいおい・・・如何にも大将という格好して突撃するの・・・?(汗)
ただし、めっちゃ強いです。項羽並の強さ。

17騎で3000騎を後退させやがった(笑)お前は上杉謙信か(^^;
上杉謙信という不思議な男は、2000兵士いたら20000兵でも戦えるという、信じられない強さだったそうですが、この方もそうだなあ(^^;;

あまりにも強いので護佐丸側は弓で射かけます。なので山北王はいったん引いて城にこもり、
「むやみに罪を作っても何もならない。しかし人手にかかるのも末代までの恥だ」として、
二の丸にあがった。

二の丸には大昔から城を守護する「イベ」として崇め奉ってた岩があった。その前で「さあ、イベも、そしてイベにおわす神も共に冥土に旅立ちましょう」と言って切腹された。

引き抜いた刀でイベの岩も切り裂いて、その刀を後ろざまへ五町あまりの重間川に投げ入れられた。これを見た七騎の手勢も、次々に自害して主君の屍に重なり合った。

山北王は自立して以来、100有余年もの間、中山王と七十回も戦いましたが中山王を退けてきた。
ですが、ようやく倒せたわけですが・・・中山世鑑に書かれてある通り、この名もなき山北王は大勇者ですね。

兵力差10倍で一歩も引かなかった。
後世に知らしめる価値が有ります。時間ある時に今帰仁城址に行ってきます。

さて、ようやく三山統一まで書けました。
これにて今日の語り部は終了、朝のコーヒータイム、お疲れです。

( ^^) _U~~


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Posted by white_yamada at 05:23│Comments(0)歴史
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